デザイン水槽でつくる自分だけのパーソナルアクアリウム入門
オフィスにアクアリウムという組み合わせは一見ミスマッチのようですが、そんなことはありません。リラックス作用が期待できるほか、オフィス訪問者にいい印象を与えるなど、インテリアとしてさまざまな効果をもたらしてくれるでしょう。オフィスにアクアリウムを導入するメリットや注意点、実際の導入事例について紹介します。
オフィスはなにかとストレスが多いもの。雰囲気のいいオフィスであっても、仕事をしているだけで知らず知らずのうちにストレスは溜まっています。アクアリウムには人を癒やす働きがあるため、オフィスでのストレスを緩和し、リラックスさせる効果が期待できるでしょう。水のゆらぎを見ているだけで癒やされますし、魚が泳いでいる姿は気分をリフレッシュさせてくれます。仕事が行き詰まったときにアクアリウムを眺めれば、心に余裕も生まれるでしょう。
水槽が会話のきっかけとなり、職場でのコミュニケーションに一役買ってくれるかもしれません。アクアリウムがあるだけで和やかな雰囲気になり、そこで働く人たちもコミュニケーションが取りやすくなります。
アクアリウムの導入はオフィスで働く人だけでなく、訪問者にとってもプラスになります。取引先のお客様がオフィスに来たとき、美しい水槽があればきっといい印象を持ってくれるでしょう。水槽をきっかけにコミュニケーションがスムーズになり、商談も円滑に進むかもしれません。
またアクアリウムがあるだけで、オフィス全体に高級感が生まれます。品のある会社だと感じてもらえるなど、イメージアップにも有用です。アクアリウムがあるだけで、覚えてもらいやすくなるのもポイント。どこに依頼しようか複数の会社で迷っているようなときも、「あのアクアリウムのある会社」と名前があがるかもしれません。アクアリウムは会社のブランディングとしても優秀なアイテムなのです。
アクアリウムはインテリアとしても適しています。「殺風景なオフィスになにか取り入れたいけれど、マッチするかどうか心配」と考えているのであれば特におすすめ。設置場所やアレンジによって、どんなオフィスにも適したアクアリウムを作り出すことができます。
置くだけでおしゃれな雰囲気にできることが、アクアリウムの長所。オフィスの目につく場所に置けば、オフィスの看板として多くの人に印象づけることができます。アクアリウムのある風景を記憶してもらえるので、ビジネスの上でもプラスになるでしょう。
なおスペースの仕切りとして使うこともできます。壁やパーテーションで分けるのとはひと味違った印象になり、リラックススポットとしても親しまれることでしょう。
オフィスでアクアリウムを導入する際は、まずどこに置くかを決めなくてはなりません。水槽は水場の近くに置くのがベスト。水槽の水を換える際、水場から遠いとバケツに水を入れて何往復もしなければなりません。水道が近くにあればあるほど楽です。
コンセントの位置も要確認。水槽は電源を使うので、コンセントの近くを選んでみてください。水槽は想像以上に重いため、重さに耐えられる場所かどうかも確認しましょう。大きな地震が来ることを想定し、濡れて困るものは近くに置かないことも重要です。
アクアリウムの設置場所が決まったら、準備をしましょう。設置スペースの周りを片付けて、水槽が置ける状態にします。十分なスペースがないと、周囲に置いてあるものが水槽に干渉してしまうことも。安全にアクアリウムを運用するためには、余裕のあるスペースを用意することが大切です。水槽用のコンセントも確保できたら、さらにエレベーターや通路など、水槽を運ぶための導線を用意することも忘れずに。
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アクアリウムの導入事例を一部紹介いたします。
画像引用元:アクアリンク公式HP
https://www.aqualink.tv/set08.html
オフィスに入るとすぐに目に飛び込んでくるのが90cmの水草ネイチャーアクアリウム。これまではエントランスからすぐに仕事ルームに目が行ってしまいましたが、水槽を置くことでそちらに一旦目が行くので気持ちがリラックスできます。螺旋階段に設置していることもあり、階段を上がる際には上から水槽をのぞき込むことも可能。水草の緑が映えて、目を休めるとともに心も癒されるでしょう。
画像引用元:アクアリンク公式HP
https://www.aqualink.tv/detail06.html
オフィスの入り口に2台の水槽が壁に埋め込まれる形で設置されています。高層ビルでは漏水などの審査が非常に厳しいですが、揺れに強い耐震性のある構造を実現しました。水漏れや破損などの心配が完全に無くなる特殊設計です。水槽内のレイアウトも、黒を基調としたシックな入り口に無理なく溶け込む構成になっています。
画像引用元:TOKYO AQUA GARDEN公式HP
https://t-aquagarden.com/example/newworks937.html
オフィスのインテリアとして導入された90㎝のアクアリウム。クリアな水槽に流木と石が配置され、様々な種類の淡水魚が泳いでいます。中央に空白を作ることで奥行きが生まれるよう工夫されており、力強いデザインの中にも開放的な雰囲気を感じますね。水槽の汚れを食べてくれるエビも入れられているため、きっとお手入れの助けになってくれるはず。集団で行動する習性がある小型の熱帯魚「カージナルテトラ」も、光を帯びて美しく輝きます。
画像引用元:TOKYO AQUA GARDEN公式HP
https://t-aquagarden.com/example/newworks936.html
事務所の入り口からすぐそばに設置されたこちらのアクアリウム。ぱっと目を引く場所にふさわしく、洗練されたブルーの背景にカラフルな魚たちが印象的な水槽となっています。珍しいカクレクマノミ(ブラック)をはじめとする小さな魚から、ヒフキアイゴのようなやや大きめの魚まで、サイズ感がさまざまなのもユニーク。複数個の石を組み合わせて造られたダイナミックな岩と、色とりどりのサンゴの相性もばっちりです。
画像引用元:アクアプロデュース彩公式HP
https://www.aqua-sai.com/example.html
オフィスに設置された、1200㎝サイズの大がかりなアクアリウム。3面鑑賞できるよう凸型に制作されたこちらの水槽は、スタッコ材仕様の什器にはめ込むことでシックな一体型アクアリウムに仕上がっています。水草のためにCO2を添加しているとのことで、無事下草が生えそろえば美しい新緑の絨毯に。グリーンを基調とした癒しの空間、といった印象で、魚たちものびのびと泳げそうです。
画像引用元:アクアプロデュース彩公式HP
https://www.aqua-sai.com/example.html
2メートルの大型水槽ということで、通常はエントランスに設置されることが多いイメージですが、こちらはあえて社員たちの憩いの場となるよう、休憩室と打ち合わせ室のパーテーションとしての役割を果たしています。LEDライトを使用したこちらのアクアリウムは、ブルーとパープルの艶やかな光によってさらに透明感が際立っている印象。岩の配置や、魚たちのカラーリングにもこだわられているようです。
デザイン水槽でつくる自分だけのパーソナルアクアリウム入門