デザイン水槽でつくる自分だけのパーソナルアクアリウム入門

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非日常的な空間を演出する飲食店のアクアリウム導入事例

飲食店とアクアリウム

飲食店を選ぶ上で、重視するのが雰囲気ですね。その雰囲気をぐっとアップさせてくれるのがアクアリウムの存在です。おしゃれなバーでも、家族連れが多いレストランでも、それぞれの雰囲気あったアクアリウムがあります。飲食店にアクアリウムを導入したことで、よりお客さんが集まりやすくなったという声も多いため、導入して、多くの人が訪れたくなる飲食店を目指しましょう。

飲食店にアクアリウムを導入するメリット

集客力がアップする

アクアリウムがあるお店、というだけで話題性は抜群です。インターネットのサイトに掲載する写真にも使うことができますよね。新規でお店を探している人にとって、決め手となるのは料理と思いがちですが、正直言って料理はどこも同じように感じてしまう…というお客さんも多いです。

じゃあどこで決めるのか…というとお店の雰囲気ですね。アクアリウムがあるだけで、ステキなお店という印象がつき、ここを予約してみようか…と新規のお客さんをゲットするきっかけになります。

またアクアリウムを見てくれたお客さんも、あのお店確かアクアリウムがとってもきれいだったからまた行ってみようかな?という気持ちになりやすいです。リピーターさんをゲットするためにも役立ってくれるでしょう。

働く人々の癒しになる

お客さんに対する効果だけがアクアリウムパワーではありません。働いている人にとっても、アクアリウムが視界に入ることで自然とリラックス効果があります。忙しい時間帯にミスがあったり、忙しすぎて心に余裕がなくなったり…働いている側も人間なので、感情の浮き沈みはあります。

そんな時、アクアリウムがふと目に入るだけでも、少し心がほぐれるといった効果が。もちろんじっくりとみている時間はないかもしれませんが、殺風景な壁に囲まれているよりも、明るい光を放って魚が優雅に動いている姿を目にできるほうが、心にゆとりをもって仕事ができるでしょう。

子供にも落ち着いて食事をしてもらえる

子供連れでは、外食に行くのも大変…と思っている人はとても多いです。子供はじっと座っているのが苦手なので、親もゆっくりと食事をすることができないからです。子供を座らせておくために、最近はスマートフォンで動画を見せるなんて親も多いですが、できれば一緒に座って、ゆっくりと家族の食事を楽しみたいはず。

アクアリウムがあれば、子供はとても強い興味を示してくれるでしょう。アクアリウムの近くの席を案内してあげることで、親もゆっくりと食事ができます。また、子供も退屈することなくアクアリウムを眺めながら時間を過ごしてくれるはずです。

アクアリウムのある飲食店というと、大人向けのおしゃれな空間を思い浮かべるかもしれません。しかし、それだけではありません。家族連れのお客さんを増やしたいというときにもおすすめです。子供目線に立って、動きが面白くて目が離せなくなるような魚を見つけるとか…子供が好きそうな魚選びができるといいですね。

滞在時間が長くなる

飲食店にも様々な種類があり、回転率を高めていっぱいお客さんを集めるといったお店もありますが、客単価をあげてゆっくりと過ごしてもらえる飲食店もあります。特に後者を考えている、これから増やしていきたいお店には特におすすめ。魚を鑑賞する時間が増えるので、ゆっくりとお店の中で過ごしてもらえるでしょう。

そして、滞在時間が長くなれば注文をする量も増える可能性があります。少しお話したり魚を見ているうちにお腹がすいてきて、もう1つ頼もうか…となれば客単価は上がりますよね。こういったちょっとしたところから、飲食店としてはとてもうれしい利益が生まれるはずです。

待ち時間のイライラを和らげる

飲食店で混んでいる時間帯は、お客さんを待たせてしまうことも。明確に席を立つ時間が決まっていないため、どれぐらい待ってもらわなくてはいけないのかはっきりと伝えることもできません。待っている側も、あとどれぐらいで席が空くのかわからずにイライラしますし、お腹もすいてくるので余計に気が立ちやすいでしょう。

待ち時間のイライラを和らげるためには、飲食店の入り口にアクアリウムをおきましょう。魚を眺めていると時間の流れを忘れられますし、イライラしている心も和らぎます。

お客さん同士のプライバシーを守る

アクアリウムは、視線を遮るためにも使えるアイテム。隣の席の人と食事をするときに目が合っている…なんて状態では落ち着いて食事をすることができませんよね。席の配置によっては、隣の人に限らず少し離れた場所に座っている人と、視線が合いやすい…なんてことも。

そういった気まずさを取り除くのもアクアリウムの役目です。アクアリウムがあるだけで視線が合いづらくなります。壁のように全く見えないわけではないので、圧迫感が出ることもありません。広い空間でありながら、さりげなく視線を遮ってプライバシーを守る席を作ることができるでしょう。

飲食店でアクアリウムを導入するポイント

清潔感が何より大事

アクアリウムを導入することで、お店の雰囲気がぐっと良くなります。しかし、気を付けなくてはいけないのは、決して魚が死んでいる状態をお客さんには見せないこと。魚にも寿命があるので、きちんとお手入れをしていても死んでしまう魚がいるのはある程度仕方がないといえるでしょう。

でも、アクアリウムの中で死んでいる魚を目にしたお客さんは何を思うでしょうか?なんだか嫌な気持ちになりますし、特に飲食店では避けなくてはいけません。もちろんどんな業種でもアクアリウム内に死んだ魚がいる状態は避けるべきですが、飲食店では特にそうである、と考えてメンテナンスをしっかりとしておきましょう。

メンテナンスをするのが面倒というときには、業者に頼んでしまったほうがいいですね。水質管理をはじめ、毎月のメンテナンスで常にきれいな状態を維持できます。魚の入れ替えなどもお任せできるので、季節やお店の雰囲気に合わせて選んでもらえるでしょう。また、導入の段階から相談して進められるので、どんなデザインがいいか、どこに置くのが効果的なのかといった相談にも乗ってもらえます。

邪魔にならない場所に置く

アクアリウムを導入するとなれば、できるだけ目立つところにドーンと置きたいと考える人も多いでしょう。もちろん、あまり目立たないところに置いて、お客さんの目が届かなくては意味がありません。

とはいえ、邪魔人になる場所に置くのも考え物です。店員同士が料理を運ぶのにぶつかってしまっては危険ですし、お客さん同士の移動もスムーズにできないような状態では好ましいといえませんよね。スムーズに動くことができて、なおかつ存在感を出せる場所に置くことを考えましょう。

大型の魚はできれば避ける

せっかく大きな水槽を置くのだから、魚も思い切ってダイナミックにと考えるでしょうが、ダイナミックさがお客さんの不安につながる可能性もあります。大きな魚を目の前にすることに恐怖を感じる人もいます。特に飲食店はゆっくりと食事をする場所なので、その不快感で食事をするのがつらい…となってしまっては、お店としても悲しいですよね。せっかくご飯を食べにきてもらったのに、食べてもらえない…なんてことになりがち。

そういった問題が発生しないように、飲食店のアクアリウムにおすすめしたいのは小さな魚です。そして、色合いが明るめのものをおすすめします。普段口にするような魚には絶対にないような、小ささや色合いを入れることで多くの人に受け入れてもらえるでしょう。

また鮮やかな色を見ることで食欲がアップするとも言われています。大型なものや色が暗めのものは避け、観賞魚として人気の魚を入れるようにしましょう。

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飲食店でアクアリウムを導入した事例をご紹介!

アクアリウムの導入事例を一部紹介いたします。

事例1

飲食店のアクアリウム事例
画像引用元:アクアリンク公式HP
https://www.aqualink.tv/03_12.html

ダイニングレストランバーの店内中央を縦に仕切る形で6mにも及ぶ巨大な水槽を設置しました。15㎝というスリムな奥行きで店内スペースを有効活用をしているのが特徴の事例です。

どの客席からも水槽を楽しめるよう角度に工夫がされており、水中には特注の造花も。エレガントで落ち着ける雰囲気を醸し出しています。

事例2

飲食店のアクアリウム事例
画像引用元:アクアリンク公式HP
https://www.aqualink.tv/03_12.html

和食割烹の地下のお座敷にある中庭に設置されたテラリウム水槽の事例。黒い砂利の上にダイレクトに置かれた水槽は独創的です。

水草と流木の水中デザインは高級感があり、心がふと和むような空間を作り出しています。どのお座敷席からも水槽の眺める、飲食店に対応した作りのアクアリウムです。

事例3

飲食店のアクアリウム事例
画像引用元:TOKYO AQUA GARDEN公式HP
https://t-aquagarden.com/example/newworks889.html

築地にある日本料理店に設置されたこちらのアクアリウムは、店内のコンセプトを表現するために大きな役割を果たしています。ラグジュアリーな店内の至るところで存在感を発揮している海の世界は、お客様にとって特別な日をより印象深いものにしてくれることでしょう。記念日等のプロジェクションマッピングにも対応しているお店とのことで、映像を妨げないよう配色の統一感にも気を遣われている感じがしますね。

事例4

飲食店のアクアリウム事例
画像引用元:TOKYO AQUA GARDEN公式HP
https://t-aquagarden.com/example/newworks880.html

飲食店のホールに設置された、200㎝のダイナミックな水槽。エレガントな幕が下ろされたその姿は、まるで魚たちによる舞台かのような非日常感を演出しています。壁の一部にはめ込まれた埋め込み式アクアリウムとなっており、白い大理石による水槽台も業者によってデザインされたもの。内装をワンランク上のイメージに仕上げる、ラグジュアリーなインテリアとしての役割を担っているこちらのアクアリウムは、細やかなメンテナンスにより設置から5年が経過しても美しい状態を保っているそうです。

事例5

飲食店のアクアリウム事例
画像引用元:アクアプロデュース彩公式HP
https://www.aqua-sai.com/example.html

クラシカルな家具によって、アンティークなイメージに整えられたレストラン。その一角に煌々と輝くアクアリウムは、90㎝とやや大きめのサイズとなっているため、店内の幅広い場所から眺めることができます。ポイントは、空間の雰囲気に合わせてダークウッド調の水槽台が用いられているところ。上下をウッドテイストで統一することで、シックな中でも違和感のない美しさを放っている作品です。

事例6

飲食店のアクアリウム事例
画像引用元:アクアプロデュース彩公式HP
https://www.aqua-sai.com/example.html

カウンターをメインとした飲食店の中央に設置されたこちらのアクアリウム。あたたかな色味の照明の中で、幻想的なパープルの水槽にひときわ目を奪われます。カクレクマノミをはじめとした可愛らしい魚たちが自由に泳ぐ水槽は、上部が開放的なデザインとなっており、圧迫感が少ないのも特徴。四方向からの視線に配慮し、配管が見えないよう位置にこだわっているのもポイントと言えるでしょう。

デザイン水槽でつくる自分だけのパーソナルアクアリウム入門

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自宅でインテリアとしての水槽を楽しむ、アクアリウムについて調べた内容をまとめてみました。アクアリウムの魅力から完成までの道のり、費用、レイアウトの参考になる事例画像も集めました。じっくり時間をかけて生態系をつくる自作水槽も素敵ですよね。そして、知人を家に呼んで自慢できるデザイン性の高いアクアリウムを、手間なく楽しみたい人はプロに任せるのがオススメですよ。

【免責事項】
「水槽をインテリアに!アクアリウムガイド」は2014年12月の情報を基に作成しています。参照した口コミや画像の引用元、最新の情報に関しては、必ず公式サイトをご確認ください。

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