デザイン水槽でつくる自分だけのパーソナルアクアリウム入門
イベントにアクアリウムを利用する事例は増えてきています。神秘的な水槽は、非日常感を演出するのにぴったりのアイテム。人目を引くことから、集客にも役立つでしょう。夏場はもちろん、冬のイベントに適したものもあります。ここではイベントにアクアリウムを導入するメリット、設置前に覚えておきたい注意点、導入事例を見てみましょう。
水と光、そして魚たちが織り成す非現実的な雰囲気は、アクアリウムならではの魅力。イベントの演出として取り入れることで、来場者の心を強くつかむことができます。たとえば夏場のイベントなら、見ているだけで涼しげに。クリスマスをはじめとする冬のイベントであれば、イルミネーションとはひと味違ったロマンチックなムードを演出できます。
展示会や企業イベントでの利用はもちろん、結婚式やパーティーでの導入例も珍しくありません。ホテルや百貨店であれば高級感あふれるデザイン、ファミリー向けのイベントなら親近感の湧く生物を中心にするなど、用途に合わせたアクアリウムを選ぶことができます。また水槽のサイズが大きくなるほど、遠くにいるお客さんの目にも留まりやすくなるでしょう。
パネルやポスターとは違い、アクアリウムには動きがあります。ゆらゆら揺らめく光や水、その中を泳ぐ魚の姿についつい足を止めてしまう方も多いもの。イベントを目的にその場所を訪れたわけではなくとも、アクアリウムをきっかけに「立ち寄ってみよう」と感じさせることも可能です。
また、アクアリウムといえば四角い水槽がイメージされますが、大規模なイベントとなると遠目には目立たないかもしれません。そのとき水槽の形や台座、デコレーションを工夫することで、イベントの顔となりうるほどの存在感を放ちます。まるで会場の一部が水族館になったような光景は、見る人に非日常感を覚えさせ、集客へつなげてくれるはずです。
数週間~数ヶ月にわたってのイベントでアクアリウムを導入する場合、普段のお世話にプラスしてメンテナンスが必要になります。チェック事項は、水槽内の設備や機材に不具合が起きていないか、魚やサンゴに異常はないか、水質に問題はないかなど。素人目に判断をするのは難しく、業者への依頼が安全です。
メンテナンスでは上記に加え、水の交換、水槽内の掃除も行います。業者によっては希望に合わせて水槽内のレイアウト変更、生き物の追加にも対応してくれるでしょう。
イベント会場の入り口へ、ラグジュアリーな会場の雰囲気とマッチしたアクアリウムを設置。白サンゴが主役となったレイアウトに、オレンジや黄色の鮮やかな海水魚が映えています。来場者がまず目にする入り口部分に設置したことで、話題性につながり、集客にも一定の効果が見られました。
イベントの目玉として導入したいとの依頼から、サイズとしてはかなり大きさのあるもの。圧倒的な存在感を放ちつつも、会場にマッチしたデザインだったことから違和感はありません。イベントの非日常感を演出するためにも一役を買い、多くの注目を集めたといいます。
シーフードに関するイベント会場で、ノルウェータラバガニを大胆に展示した例です。その名のとおり、ノルウェータラバガニが生息しているのはノルウェー北部。マイナス1.7度~11度という冷たい水の中で暮らしています。このため、展示時の水槽内も15度まで下げるよう工夫し、生き生きとした姿を来場者に見せました。
大規模なイベントでしたが、インパクトのある120cmもの水槽は来場者の注目の的に。期待以上の集客効果が見られ、3日間にわたって行われたイベントのなかで最も話題となりました。
百貨店で行われるイベントに合わせて、大型アクアリウムを設置しました。会場の目玉となるよう、遠くからでも目を引くようなカラフルな生き物を選定。ユニークなイソギンチャクに、カクレクマノミやデバスズメダイなど、幅広い客層が足を止めるレイアウトに仕上がっています。
水槽自体の華やかさに加えて、水槽台のサイズもポイント。高さ110cmと少し大きめに設定しました。これにより店内が混雑しているときでも、神秘的な水槽の明かりが目に留まるようになっています。
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