水槽をインテリアに!アクアリウムガイド
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アクアリウムの良さとは

アクアリウムとはどんなものなのかリサーチしました。見ているだけで心が和む、インテリアとしての水槽の効果とは?

リラクゼーション効果としてのインテリア・アクアリウムとは

アクアリウム 画像最近人気急上昇中のインテリア、アクアリウム。自宅の水槽で色とりどりの魚を飼育するのが、30~40代の方を中心に大きなブームとなっています。

水族館や池に泳ぐ魚、水のゆらめき、ふわふわと揺れる海藻を眺めているだけで、何となくリラックスするような経験は誰にでもあると思います。いつまでも眺めていられるような楽しみがありますよね。

そんな魚たちの世界には、日々忙殺されている私たちを癒し、リラックスさせる効果があることが科学的に証明されつつあります。

 

アクアリウムセラピーとは?

病院の待合室に水槽が置いてあるのを見たことはありませんか?

これには理由があります。水のゆらめき、そして魚の泳ぐさまを眺めることが、ストレスや緊張感を和らげるというのです。

これを利用したのが、水槽を利用した「アクアリウムセラピー」というもの。気持ちを和らげたり、海外では認知症の緩和にも利用されているのです。

リラックス効果

水槽を眺めているときの、リラックス効果をつかさどるのが「シータ波」と呼ばれる脳波。

これはウトウトしているときや心地がよいときに出るもの

アクアリウムとは実証実験により、アクアリウムを眺めるときにシータ波が検出されることがわかりました。一般には、リラックスしているときにはα波が出ると思われています。

実はそれは正確ではなく、シータ波が検出される状態のほうが心地よさを感じることがわかっています。

病院に水槽があるのも、待合室での不安・退屈などを和らげるため。痛みを感じにくくなったり、血圧が下がる効果もあるようです。

忙しくて疲れを感じていても、アクアリウムをぼんやりと眺めているだけでリラックス効果があるのです。多忙な毎日を送る人にこそ、気持ちを癒してくれるアクアリウムが必要なのではないでしょうか。

新しい環境でのストレスを緩和

また、高齢者施設での実験によれば、入所者は施設での生活に慣れるまでの間、水槽に強い関心を持ち水槽が必要だと感じていたことがわかりました。

つまり、新しい環境や人間関係の中で感じるストレスを緩和するために、水槽が高い効果を発揮していたということです。

病院の恐怖心も和らげる

病院が好き、という人はほとんどいませんよね。何らかの不調があったり、検査を受けたりするために行く場所です。病院では採血や診察など…不快に感じることを我慢してやらなくてはいけないですよね。そう考えると病院に極力行きたくない、と苦手意識を持っている人も多いはず。

でも、病院の雰囲気が変わればどうでしょうか?待合室にアクアリウムがあれば、緊張している心を落ち着かせるためにも役立ちます。不安や恐れも眺めている間に忘れることができ、リラックスして過ごせるでしょう。

オフィスでもリラックス効果

ストレスの蓄積は、オフィスでの人間関係にも直結します。ストレスにより人間関係が悪化してしまえば、オフィスでの作業効率も悪化、結果として会社の利益にまで悪影響を及ぼしてしまいます。仕事は緊張感をもってするべきではありますが、時にはリラックスして生まれるアイディアもあるはず。

朝から終業までピリピリとした空気で過ごすよりも、アクアリウムでほっと一息つきながら仕事をするほうが、最終的な仕事効率は高くなるでしょう。業績の高い企業は、やはりアクアリウムへの関心も高く、導入している企業が多いです。

また水槽を設置することで、普段は接点がない社員同士が話すきっかけにもなり、コミュニケーションが盛んになります。会社全体の一体感を高めることもできるでしょう。

ストレスへの効果

アクアリウムは「魅了」「視野」「好み」といった尺度で回復環境要素を持っており、そのためアクアリウムが存在する環境では、作業によって疲労した被験者の注意は無意識にアクアリウムに引き寄せられ、ストレス緩和につながると考えられる。また、アクアリウムが存在することによって空間が「魅向といった囘復環境要素において有意に高く評価される事も明らかになった。

出典: アクアリウムの注意回復効果について

とあるように、自然とアクアリウムに引き寄せられ、それによってストレスが緩和されるという結果でした。ストレスを感じているときにアクアリウムをみるとほっとする…という気持ちは、本能に従った反応、ということですね。

実際に、水槽がある空間とない空間にいる被験者に対し、唾液アミラーゼを計測するとともに質問紙調査を行った結果も出ています。アミラーゼはストレス物質と呼ばれていますが、水槽がある空間で過ごした被験者はアミラーゼの量が減少したとのこと。これは水槽によってストレスを和らげる効果があることを表しています。

 

認知症のセラピーにも活用

アメリカ・パデュー大学での実験では、アルツハイマーの患者にアクアリウムを見せることで、落ち着きが出て意識がしっかりし始めたという結果が発表されました。

現在でも認知症に対するセラピーにアクアリウムが活用されています。精神的に落ち着くだけでなく、高齢者同士の会話も増えるようです。

高齢者にとっての生きがいにもなる?

高齢者施設でも、アクアリウムセラピーは注目されています。実際に高齢化施設に水槽を導入、施設の利用者がどのような行動をするか、という観察を行った実験があります。リアルな水槽ではなく映像として疑似水槽を使用した場合と比較すると、水槽に注視する時間がなんと3倍にもなった、という結果が出ていました。

やはり映像としてみるだけではなく、そこにいる魚のリアルな姿に対して、高齢者は興味を持つことがわかりました。やはり今でもリアルな世界に、デジタルの世界はかなわない、ということですね。高齢者にとってもアクアリウムは趣味や生きがいになります。

また、施設で長く過ごしていると、人と会話する機会が減少するという悩みを抱えている利用者、施設のオーナーも多いです。しかしアクアリウムを導入することで、自然と人が集まり会話が増えます。施設を利用する同士での会話が増えれば、施設全体の活気にもつながるでしょう。

アニマルセラピーよりもアクアセラピー?

動物による癒し効果は常に注目されており、ペットを飼うことで今までふさぎ込みがちだった毎日が明るくなる、という声もよく聞きます。しかし、犬や猫などを飼うアニマルセラピーの問題点は、まず世話をする手間がかかりすぎること。その世話が生きがいとなり楽しく過ごせるという考え方もあるのですが、自分の調子が悪くなってお世話ができなくなる可能性もゼロではありません。

また、動物はいずれ死を迎えてしまいます。せっかくアニマルセラピーで身も心も元気になったのに、ショックを受けてまたふさぎ込んでしまう…という心配があります。

一方で水槽を眺めて癒されるアクアリウムセラピーであれば、そういった手間や悲しみがありません。心の癒しだけを存分に得られるのがアクアリウムセラピーです。

子どもの教育にも!

子供 画像幼稚園におけるアクアリウムの実験も行われています。

魚は小さな存在でありながら、子どもたちに命の大切さを教える役目もあります。生き物はこうやってエサを食べて一生懸命に生きている…口にして伝えても子どもには理解できないことを、魚たちが教えてくれるでしょう。自然に触れる機会が減少している今の時代だからこそ、アクアリウムで自然に触れることが大切です。

幼稚園に観賞魚や金魚の水槽を置いたところ、以下のような行動が見られました。

  • 金魚を主人公に、お話をつくる
  • 指追い行動をする
  • 友達に魚の説明をする

それぞれ、子どもたちが魚に強い好奇心を感じていることがわかります。好奇心を育み想像力を刺激することで、子どもの教育にも適していると言われています。

 

家庭円満にもアクアリウム

施設や病院、オフィスなどでのアクアリウムだけではなく、自宅でもその癒し効果は抜群です。家族同士のきずなを深める手伝いをしながら、家庭にも安らぎを与えるのがアクアリウムです。動物を飼うとなると、エサや散歩などの負担が大きくてちょっと…というご家庭でも、アクアリウムなら労力もそれほど必要ありません。それでいて最高の安らぎを手に入れることができるでしょう。

脳がすっきりリフレッシュ

癒し効果についてご紹介してきましたが、リフレッシュ効果も抜群。目を閉じで5分間安静に過ごし、その後目を開けてホワイトボードを10分間眺めた後、15分間水槽を眺める…という試験をした結果、意思や思考に対して働きかける前頭葉にδ波が強く表れることがわかりました。脳が眠っているときと同じ状態の脳波です。

眠っていないのにどうして眠っているときの脳波が出るの?と気になりますよね。その理由は、後頭葉にあります。水槽で泳ぐ魚を見ていることで、色や形、その動きを分析するために働く後頭葉が活発になるので、前頭葉はその間休んでいるような状態になります。

脳が眠っている=休んでいるということなので、脳をフル回転させた後は水槽をぼんやりと眺めてリラックス&リフレッシュを心がけてみてはどうでしょうか。

実際に導入してみると?

では、自宅にアクアリウムを導入した人はどのように感じているのでしょうか。最後にその感想を紹介しましょう。

自宅にアクアリウムを導入したSさんの場合

Q.水槽を導入したきっかけは?

A.たまたまテレビで見た水槽が、カッコよくて衝撃的でした。ビジネスで忙しい自分へのご褒美にしてもいいのでは?という理由で導入しました。

アクアリウムのデザインをデザイナーさんにお願いしましたが、圧倒的にかっこいいです。新しい魚を入れたりするので、毎月の水槽メンテナンスが楽しみです。

Q.導入してみて、どう変わりましたか?

家に帰った時の楽しみがグッと増えました。家の扉を開けると、水槽の灯りが部屋を照らしてくれる。これがとてもラグジュアリーで、ビジネスの忙しさから解放されますね。

今では、寝る前に水槽を見ながらワインを飲むのが習慣になっています。水槽を眺めて頭を空っぽにしていると、新しいアイディアも浮かぶんです。

 

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自宅でインテリアとしての水槽を楽しむ、アクアリウムについて調べた内容をまとめてみました。アクアリウムの魅力から完成までの道のり、費用、レイアウトの参考になる事例画像も集めました。じっくり時間をかけて生態系をつくる自作水槽も素敵ですよね。そして、知人を家に呼んで自慢できるデザイン性の高いアクアリウムを、手間なく楽しみたい人はプロに任せるのがオススメですよ。
 
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